カルシウムの過剰摂取に注意

カルシウムの過剰摂取にご注意を

 

子犬の成長期だから、高齢になりカルシウム不足が心配と、サプリメントというとまずは「カルシウム」と思いがちでしょう。

 

特に、ペットショップで子犬を購入した場合、子犬用ドッグフードと同時に成長期だからとカルシウムを勧められる場合もあります。

 

確かに、数十年前までは、大型犬は生後半年から、1年というわずかな期間で急激に成長をするので、カルシウムをサプリメントで補いましょうという風潮はありました。

 

 

しかし、最新のフード事情では、市販されているほぼすべてのドッグフードは総合栄養食であり、必要な栄養素はバランスよく配合されています。
ですから、さらにカルシウムを添加する必要がないのです。

 

カルシウムを添加すれば骨が丈夫になるという理論も、大きな解釈の上であって、正確にはカルシウムを単体で接取しても、体に直接吸収されないうえに、骨の丈夫さに直結しないということもはっきりと証明されているのです。

 

特に成長期にカルシウムを過剰接取することで、発育障害、甲状腺機能の低下、骨の形成異常を引き起こすとさえ証明されているのです。

 

ドッグフードの栄養バランスには、AFFCOという団体が定めた基準値があります。

 

もし、いつも与えているドッグフードに記載されているカルシウムの数値がこの基準値を下回るようであれば、不足分を補うためのカルシウムの添加は有効といえるでしょう。

 

成長期の発育が遅い、骨の形成に不安がある場合には、独断で判断せずに動物病院へ相談をし、カルシウムの添加について相談をしてみるとよいでしょう。