犬のくる病

散歩無しでくる病になってしまうことも

 

あるペットショップの店員が小型犬の販売時の説明で、「散歩は不要です」といい販売したことが一時問題になったことがあります。

 

小型犬の場合、本当に散歩は不要なのでしょうか?日中、室内で自由に行動が出きれば健康上の問題はないのでしょうか?

 

確かに、超小型犬といわれる犬種であれば、室内運動でもある程度の運動量をこなすことは可能ですが、散歩の効果効能は運動だけではありません。

 

散歩の目的の一つに「日光浴」があります。

 

犬も人間同様で、「日光浴」が不足してしまうと、体内でビタミンDが十分に生成されず、くる病という病気を発症してしまう場合があります。

 

この病気の症状は、歩くときに足を引きずる仕草を見せる、歩くときにふらついてしまう、自ら進んで運動をしようとしないなどのものから、悪化すると関節部分が膨らむ場合もあります。

 

痛みを伴うので、日増しに歩行や運動を嫌がるようにもなるでしょう。

 

下痢や嘔吐などのわかりやすい症状ではないので、一見、病気と思われず、単なる性格と思われ、散歩嫌いと勘違いしてしまう飼い主も多いことが現状です。

 

ですが、この病気を放置してしまうと、栄養不足や精神的にうつ状態になってしまったり、歩行が困難になってしまうこともあります。

 

治療には投薬や食事療法はもちろんのこと、十分な日光浴が必要となります。

 

毎日の散歩は難しい場合には、週末には十分な時間が取れるように心がけてあげましょう。