病気療法食のからくり

病気療法食のからくり

 

オス犬に多い病気で、尿路結石という病気があります。

 

この病気が発症してしまうと、日常生活でトイレをするたびにひどい痛みがあり、とても辛そうに鳴くので、家族としても胸が痛むことでしょう。

 

この病気の対処方法として、動物病院では専用の病気療法食を勧められます。

 

ですが、このフードは、市販のドッグフードに比べ数倍もするほど高額なので、毎日のこととなると、つい他のフードではだめなの?と考えてしまうものでしょう。

 

そもそもどうしてこの病気には、専用の病気療法食が勧められるのかというと、ドッグフードに使用されている素材成分自体は、通常市販されているものと大差はありません。

 

しかし添加されている塩分の数値は、市販の製品よりも非常に高く作られています。

 

犬は、塩分が多量に添加されたドッグフードを食べるのですから、必然的にのどが渇き大量の水を飲みます。

 

大量の水を飲むことで、体内の水分量が増え、排尿回数も増え、結果、尿道にできている結石が排出されるという仕組みなのです。

 

尿道の結石が排出されたのちも、この病気療法食を食べている間は、必然的に水分接取量が増えるのですから、尿道結石の予防につながるというからくりがあるのです。

 

ですが、過剰に塩分の添加された食事を毎日続けることは、人間であっても健康を害してしまうことはいうまでもないでしょう。

 

病気療法食は、ある特定の病気を治す代わりに、弊害もあるということをしっかりと覚えておき、適切に使うように心がけましょう。