雑種犬は癌にならない?

雑種犬は癌にならない?

 

純血種より、雑種の方が健康で長生きをする、体が丈夫だという通説があります。

 

実はこの説はあながち間違えではありません。

 

ここでの「雑種」というのは、最近話題のハーフ犬、デザイン犬と呼ばれるような、両親は純血種である一代雑種ではありません。

 

代々の血筋の中で何種類もの犬種、血筋が交雑され生まれた雑種のことを意味します。

 

 

そもそも純血種は、両親の優れた特性を残すために作られているのですが、外見上は非常に顔だちがよく、サイズも小さいとはいえ、実は特定の病気を発症する遺伝子をもっている場合があります。

 

ですが、日本のペットショップの流通の過程では、そのような特定の病気の遺伝子を持ち生まれた子犬であっても、両親との情報の共有ができていないために、そのまま売買され、さらに繁殖を続けてしまいます。

 

雑種の場合も同様に、特定の病気遺伝子に関する情報の共有はないものの、様々な血筋が混雑することで、病気の発症が抑えられる場合もあります。

 

犬の優性遺伝の性質から、劣勢の遺伝子が排除され、より丈夫な体を持った犬になってゆくからです。

 

でも、最近は雑種犬であっても、純血種であっても、生活様式は全く差異がなく、寿命も大変長くなっていることから、癌の発症に関しては、特別に発症率が少ないとはいえない状況です。

 

雑種だからと甘んじることなく、早期の病気発見、定期的な動物病院の受診を心掛けてあげましょう。