乳腺除去は受けるべき?

乳腺除去は受けるべき?

 

犬の癌の一種に、乳癌、乳腺癌があります。
この癌は、乳腺にそってしこりができるので、普段から飼い主の触れる部位でもある上に、動物病院での触診などでも早期に発見される場合が多い癌です。

 

この癌の治療の方法として、乳腺除去という方法があります。
避妊をしている場合は特に勧められる傾向が高い治療法で、発症前に乳腺をすべて除去してしまうという手術です。

 

この手術は皮膚の下の乳腺をすべて一度に除去するわけですから、手術部位が広く、術後の回復にも時間がかかるため、比較的年齢が若いうちに行うように提案されることでしょう。

 

ですが、腹部を大きく手術する訳ですから、体への負担や万が一の心配は?と不安になるのも当然です。

 

この手術を受けるかどうかの判断基準は明確なものがなく、あくまでも獣医師との相談ということになってしまいます。
出産経験の有無にかかわらず乳腺癌、乳癌の発症リスクはオス、メスともに一定数あります。

 

手術をするメリットは乳腺癌、乳癌を発症しないという一点のみです。

 

ただ乳腺癌の厄介な点は、乳腺というものは1つの線上につながっているので、万が一その中の1つで発症した場合、すぐに他の部位へ転移してしまうということです。

 

その場合、転移した部位を追いかけ式で手術すると、犬の体の負担も非常に大きくなってしまうので、

 

手術の時点で今後の転移を見越して、まだ未発症の部位もすべて除去してしまおうという考え方です。

 

 

癌の治療には、100%の推奨事例がなく、それぞれの体調と獣医師の見解の上、判断をすることになるので、迷いや悩みがある場合には、積極的にセカンドオピニオンを受けるように心掛けておきましょう。